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アメリカ・ウィスコンシン州で乗馬体験~馬が道を間違え深い森の中であわや遭難?!

 2017/05/26 イベント・レジャー この記事は約 5 分で読めます。 908 Views
乗馬

今から約25年前になってしまいますが、当時アメリカの中部にあるウィスコンシン州で一年間ボランティア活動をしていました。滞在中、日本から友人が遊びに来ることになり、一週間ほど一緒に過ごした時に起きた出来事について紹介したいと思います。

私が滞在していた町は田舎で、人間の数より牛の数のほうが多いと言われるような自然豊かな地域でした。友人をもてなそうにもこれといった観光名所もなく、いろいろ知恵をしぼった結果、周囲に牧場が多いことから「乗馬体験」に連れて行ってあげようと思いついたのです。

アメリカで乗馬体験というと、海外旅行のオプショナルツアーの1つを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。
5人から10人くらいがそれぞれ一頭ずつの馬に乗り隊列を組んで、先頭と最後尾には馬に乗った牧場スタッフが付き添って誘導する、またはスタッフが馬の手綱を引きながら馬場にある決められたコースをゾロゾロと進んでいく、そういったツアーのほうが多いと思います。

しかし、私が探し出したのはそこまで至れり尽くせりというものではありません。付き添う人もなく、馬が道順を知っているのでただ馬に乗っていれば連れて行ってくれるから大丈夫という、森の中を散策するものだったのです。

考えが甘かった私は、アメリカの都会ではなく田舎暮らしを友人に満喫してほしいと思ってしまい、こんなワイルドなツアーに一緒に参加できることを楽しみにしているような状況でした。そして友人も、乗馬体験にワクワクしながら広大な森の中のドライブを楽しんでくれていました。

やがてホストファミリーから教えてもらった牧場に到着。牧場経営者の住居らしき一角と牧場の関連施設周辺は切り開かれた場所にありましたが、その周辺はやはり深い森で覆われていました。

事前に予約してあったので既に準備が整っていたらしく、まずは乗馬体験に係わる承諾書の署名を求められました。承諾書の英語は難しくとても理解できませんし、A4サイズの紙にビッシリ長い文章が書いてあって、とても読み切れません。当然のことながら、署名しないと乗馬体験はできません。

どうせ「万が一何か起きた場合、自分達で責任を取ってください」という一般的な内容だろうと考え、署名をしました。

そして馬の手綱の持ち方や鞍のまたぎ方、進み方や止まり方などの基本を指導してもらい、あとは馬に任せれば15分程度でここに戻ってくるから大丈夫という説明を受けて、スタッフに見送られながら馬が進み出しました。

友人と私はすべてを馬に任せ、決まっているはずの道をゆっくりゆっくり進んで行きました。

周りの風景があっという間に深い森に変わりました、所々背の高い木々に日差しが遮られ、何とも冷ややかで静かな静かな深い森。

「日本では絶対こんな体験はできないね!」と最初は楽しくおしゃべりをしていましたが、徐々にお互の口数が減り、ふと見るとそれまで細い道を進んでいた馬が50センチはゆうに超える高さの草の茂みの中を歩いていました。

「馬が道を知っているから大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせながら、小さな不安を打ち消し続けました。

そして出発してから間もなく30分が経過という状況になり、友人と私はどうもおかしいことに気づき不安でたまらなくなりました。でもここは深い森の中、どうすることもできません。さらに、ここは日本ではなく外国なのだということ、これがさらに強い不安感を抱かせました。

ひたすら馬を信じ続けてさらに10分くらい進んだとき、馬が急に向きを変えて進み出し、浅い沢を横切ってやがて公道に出ました。

そして偶然、車に乗った牧場の関係者が通りかかり、「どうやら馬が道を間違えてしまったらしい。このままこの道を進めばすぐ牧場だから、馬も牧場に戻ってくれるよ。」と言って去ってしまいました。

長い時間森の中をさ迷い精神的に不安定になっていたためかなり遠くまで進んだように感じていましたが、公道を使えばすぐに牧場にたどり着くという場所にいたようです。

牧場では時間が過ぎても私達が戻らないのでスタッフが心配していた様子で、馬が道に迷うのは珍しいと説明してくれました。

今思えば、無事牧場に戻って来られて本当に運が良かったのだと思います。もし途中で馬が走り出していたら、友人と私は馬から振り落とされてけがをして、間違いなく深い森の中で遭難していたでしょう。今のように携帯電話もありませんでしたし、もし発見されなければ・・・と思うとゾッとしました。

そして仮に発見されて無事だったとしても、捜索費用や何らかの損害賠償等を請求されていたかもしれません。

落ち着きを取り戻してから冷静に考えたとき、心の底から怖くなりました。軽い気持ちで挑んだ乗馬体験でしたが、もう二度としたくない体験でした。

現在は大阪府にお住いの50代の女性の方からいただいたアメリカでの乗馬のエピソードでした。

乗馬コースの説明もなく、馬がコースを憶えているから大丈夫!あれっ馬ってそんなに賢い動物だっけ?だって日本では馬と鹿を合わせて○○って言うんですよね・・・そりゃー「日本では絶対こんな体験出来ない」ですよ^^

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