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ボリビアのラパスでまさかの偽警官に遭遇!~被害が軽く済んだのが不幸中の幸いだった~

 2017/06/05 海外旅行 この記事は約 5 分で読めます。 726 Views
ボリビア

3年前にボリビアのラパスを訪れていたときのことです。

ホテルからやや離れた日本人が経営している飲食店まで散歩がてら歩いて出かけました。

大きな通りで一人の女性に英語で声をかけられ、地図を見せられて

「ここに行きたいんだけど、道わかりますか?」

と聞かれました。

たまたま聞かれた目的地が私も向かう方向だったので、私もそこへ向かう旨を伝え、一緒に向かうことに。

するとその直後、今後は男性に声をかけられました。

「警察だが、パスポートをチェックしたい」とスペイン語で言われ、警察のバッジのようなものを提示されました。

明らかに怪しい風貌で、私服だったため本当に警察かわからななかったため、まずスペイン語が解らないフリをしたのですが、そこで先程の女性が、

「私はチリから来たからスペイン語を話せるから、通訳してあげる。大丈夫、パスポートを見せろって言ってるだけだから。まず私のを見せるから」

と言ってきました。

私はもともと旅先ではパスポートのコピーしか携帯しない主義だったので、怪しいと思いながらもバッグの中からパスポートのコピーを見せて

「これしか持っていない」と伝えました。

するとその偽警官が

「入国のスタンプが押されているかどうかをちゃんと確認しなくてはいけないから、今からお前のホテルまで一緒に行く」と言ってきました。

明らかに怪しかったので、断固拒否しましたが、最初に話しかけてきた女性の方が

「大丈夫、大丈夫。彼は警官なんだから」

とひたすら言い募ってきて、ここまでく来ると犯罪の匂いしかしなかったのですが相手が武器を携帯しているかどうかもわからなかったため逃げるタイミングを逸してしまいました。

そこにタイミングよく白いセダンが滑り込んできて、偽警官が

「このタクシーでお前のホテルまで行くぞ!」

と言って私を無理やり車の中に押し込んできました。

最初に話しかけてきた女性も私の隣に座り、ひたすら大丈夫よと言っていました。

ホテルの名前を聞かれたから宿泊していたホテルの名前を伝えたのですが、全然違う道を走られ、おもむろに停車したと思ったら私のバッグの中身を見せろと言ってきました。

「最近ドラッグを持っている観光客が多いから、チェックさせろ」と。

私は断固拒否したのですが、隣に座っていた女性が

「大丈夫よ、警官だから」

と言って自分のバッグを偽警官に渡し、中身をチェックさせ始めました。

私も拒否しきれない状況になってきて、それでも明らかに怪しかったので、バッグの把手は掴んだまま、自分もバッグから目を離さないようにして中身を見せていましたが、途中で偽警官が、

「偽造のクレジットカード持っているやつもいるから、クレジットカードを見せろ」

と言ってきました。

当時はバックパッカーで南米の各国を回っていたため、各国の通貨を国際キャッシュカードで引き出していて、その日もお金を引き出すためにキャッシュカードは持っていましたが、クレジットカードは持っていませんでした。

しかもキャッシュカードは、マネーベルトをお腹ではなく胸の真下まで引き上げた中に入れていたので、マネーベルトがないかどうかお腹も触られたのですが、カードの存在はバレずに済みました。

お財布代わりにしていたポーチには日本円にして2千円程度しか入っておらず、クレジットカードもキャッシュカードもパスポートも持っていない私からはお金を取ることが出来ないと悟ったのか、突然態度が豹変して

「もういい、ここで降りろ!」と言われました。

バッグを返され、隣に座っていた女性に押し出されるように車から出されたのですが、気づいたらバッグが異常に軽くなっていて、確認したらミラーレス一眼とiPhoneが抜かれていました。

クレジットカードのことを聞かれていた隙に抜かれたのではないかと思います。

マネーベルトがバレないかどうかに意識が行ってしまって、バッグから意識が逸れてしまっていたのでしょう。

私が降ろされた瞬間に車は走り去ってしまっていたので、もちろん取り返すなどはできず。

ただ、命も無事、お金もパスポートも無事、しかも取られたiPhoneは海外で使う用に一世代前のものを持ち歩いていたので、日本でメインで使っていた新しいiPhoneは無事。

偽警官に遭遇してその程度の被害なら軽く済んだと考えるべきだな、と思いました。

今考えると、女性が持っていた地図は明らかにボロボロで、昨日今日手に入れた物には見えなかったし、そもそもラパスにはアジア人があまりいないのに、敢えてアジア人の私に道を聞いてきたのはおかしいし、警官も、本物は絶対に制服を着ているものだし、と怪しい所しかなかったのですが、その時は気づけませんでした。

被害が軽く済んだのでその後も旅行を続けることができたのですが、今思い返しても嫌な思い出です。

神奈川県在住の35歳女性の方からいただいたボリビアのラパスでの偽警官とそのグルの女から窃盗されたエピソードでした。

海外旅行に慣れている方ならではの日頃の行いから被害は最小限に済んで良かったですが、それにしても怖い体験談でした。

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