近年日本でも数多くの災害が起きていることから、防災の意識を持つ人が増えてきています。特に防災グッズは常備しておくだけでも安心感がありますし、いざ災害に見舞われた時にすぐに役立つものが揃っているのでもしもの事を考えた時に必要不可欠なものとなっています。
そんな災害時に必要となる防災グッズは最近ホームセンターでも手軽に購入する事ができるようになっているのですが、実際に防災グッズの中にはどのようなものが入っているのか・自分たちで用意する場合には何を準備すればいいのかよく分からないという人も多いようです。
防災グッズには一次持ち出し品と備蓄品がある
防災グッズの中には一次持ち出し品と呼ばれるものと備蓄品と呼ばれるものの2種類があります。これらをまとめてリュックサックなどに入れておき、どんな時でもすぐに持ち出せる場所に設置しておきます。
一次持ち出し品について
一次持ち出し品と言うのは避難する際に持ち出すものであり、避難所が遠かったり近くにないという場合でもある程度しのぐ事が出来るものを入れておきます。
内容としては現金や身分証明などの貴重品・懐中電灯やヘルメット、ビニール袋などの身を守るもの・ラジオや携帯電話の充電器など情報収集に関連したもの・マスクやトイレットペーパー、ティッシュペーパーなどの衛生面に関するもの・非常食や飲料水などがあります。
ほかにも人によっては紙おむつや生理用品・粉ミルクや離乳食も必要になってきます。
この中でも特に最近では簡単に充電する事ができる懐中時計や懐中時計などの複数の機能を有しているラジオなどの便利グッズもいくつか販売されていますし、ビニール袋は身を守るだけではなく体を温めるための防寒具代わりに利用することも出来るなど多様性に富んでいます。
そのため1つのアイテムから様々な防災用品を自分たちで作ることもできるようになっているので、細々としたものであっても災害時には用意しておく必要があるとされているんです。
さらに防災用のヘルメットに関してはヘルメットとしての機能だけではなく多機能性のものが増えてきているほか、普段からインテリアとして飾る事ができるものなど日常生活の中でも利用しやすいデザインのものが出てきていると言うところが特徴です。
防災グッズの備蓄品
さらに備蓄品の場合は避難所や避難出来る場所にたどり着いてからの避難生活を支えるために必要なものとなっていて、避難所でも物資の調達はあるのですが日用品などはなかなか届きにくいと言う現状があります。
そのため備蓄品として備えておく事によって日用品も確保する事が出来るようになっているので、出来る限り確保しておく事で安定した避難生活を贈る事ができると言われています。
では実際にどのようなものがあるのかと言うと、意外と重宝されているのが簡易トイレです。場所によってはトイレがないというところもあるので、簡易トイレを用意しておくと衛生面を維持する事が出来るので大切です。簡易トイレがないという場合にはビニール袋やポリ袋を活用して即席のトイレを作ることも出来るようになっているので、簡易トイレがなくなってしまったリタ利亡くなってしまった場合に応用できるものも用意しておきましょう。
ほかにも水のいらないシャンプーや少量の水で洗濯する事ができる洗濯袋などの体の清潔面に関連した便利グッズも数多く販売されており、避難生活の中で陥りやすい病気などのリスクを下げることができます。
ほかにも水などを貯蓄する事ができるポリタンクやバケツ、色々なアイテムを作る際に便利な新聞紙とガムテープ・寝床がないという場合でも安心できる寝袋やテントなども用意しておくことがおすすめです。
ほかにも災害時には支給される事が多い飲料水や食べ物関連についても備蓄品としてある程度備えておく必要があると考えられていて、特に飲料水の場合はトイレや洗濯の際にも水を使う事が多くなっているので飲料水以外にも使う水を確保しておくことが大切になっています。
食べ物に関してもいざ食べようとすると賞味期限や消費期限を過ぎてしまっているということが珍しくないので、最近では年単位で保存する事が出来るものも増えてきています。
そして非常食としての機能だけではなく味やちょっとした楽しみとしての要素を持つ非常食も増えてきているので、避難生活の中で精神的な安心感や気分転換ができるようなものも用意しておくと余裕を持つ事ができるようになります。
まとめ
このように災害時に用意しておくべき防災グッズには色々なものがあり、家族が多ければそれだけの量を確保しておかなければいけなくなっています。
自分たちで一つ一つのグッズを用意する事は勿論ですが、ホームセンターなどで売られている防災セットなども活用するといざという時に持ち出さなければいけない荷物を少しでも少なくする事ができるのでおすすめです。
ちなみにいざという時にすぐに使える・食べられる・飲めるように定期的に点検しておくと言う事もポイントになっています。