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キューバへの一人旅 なぜかその日だけ引いてしまった悪運くじ

 2017/06/02 海外旅行 この記事は約 4 分で読めます。 446 Views
キューバ

これは私が一人旅をしていた5年前の話です。

一人旅でキューバを訪れていた私は、一人で旧市街をうろうろしていました。滞在していたところは車で行かないといけない離れたところにあり、行きは観光客が乗る2階建てのオープンバスに乗ってきました。

帰りも同じようなバスがないかと探したのですが、バスが停まる停留所のようなものはなく、バスが停まるエリアは500mほどの道路沿いのどこか。海に面していて、風も心地よく吹いていて、景色も綺麗な道路沿いでした。

「このあたりに停まるよ!」と親切そうな現地の方が教えてくれたのでのんびりと待つことにしました。

その時片足のないおじさんに話しかけられました。その人は堤防に座って釣りを楽しんでいます。傍らには助手のように青年が手伝っていて怪しそうな様子は全くありません。それどころか釣れた魚を見せてくれたり、釣りの仕方を教えてくれたりとフレンドリーな空気に和みました。お返しに写真を撮らせてもらうと喜んでくれました。

しかしバスが気になる私。

チラチラとバスの方を見ていると「どこ行きに乗りたいの?」とおじさん。伝えると「それなら20分おきにくるから大丈夫だよ!」とのこと。

明らかに30分は経っているのにまだ1台も来ていないのはおかしいなと思い、「心配になったから他の人にも聞いてみるね」と言い残し、離れたところにいたバスの運転手らしき2人のおじさんに話しかけに行きました。

すると「最終バスは16時半だよ。もう過ぎてるから今日は来ない!」とのこと。

もう1人のおじさんは「いや、まだ来てないかもしれないからもっと待ってみたら?」と。その時間は16時55分でした。

その時私は「ここはキューバだった」ということに気づきました。

社会主義の影響で、一部の人は働くことも適当、嘘をつくのも当然という人たちが多いと言われています(もちろん誠実で、とても信頼できるキューバ人の友達もいます)

彼らは私と一緒に居たいから、わからないけどとりあえず答えてあげようという気持ちで今まで答えているということに気づきました。

もう帰る手段はタクシーしかありません。しかし流しのタクシーは探してもなかったので近くのレストランで電話を借りてタクシーを呼ぶことになりました。

請求された電話代は1ドル。明らかに現地のお金にしては高すぎる金額にこれまた怒りを覚えましたが、証拠もないので返す言葉もなく払う私。

そして来たタクシーの運転手には迷ったふりで遠回りをされました。何度か通ったことのある道だったので「ここ左じゃない?なんでそっちに行くの?」と伝えると、ごまかし始めます。

何度も騙された挙句、タクシーの運転手にまでなめられた私は頭に来て「もういいからここで降ろして」と無理やり降りることにしました。

さらにタクシー代を払い、お釣りを見ると明らかに想定の料金から足りません。

「お釣り足りないんだけど」と言って目の前で数えると「チッ」と舌打ちをされました。

どこまでひん曲がっているんだ!と怒り心頭の日になりました。その後タクシーを降りて15分も歩いて家路へ着きました。

キューバでとことん嫌な目にあったのはこの日だけでしたが、くじ運が悪すぎる散々な日でした。

岐阜県にお住いの30歳の女性からいただいたキューバへの一人旅でのエピソードでした。

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