弔辞の書き方について 友人への弔辞の例文などを説明

弔辞 ライフスタイル

弔辞とは亡くなった方への悲しみを表す文章で、一般的にどの宗教や宗派であっても葬儀で読まれます。

通常は故人と生前に親しくしていた友人が依頼されます。

葬儀の前に、遺族から依頼されることが多いですが、頼まれた場合は引き受けるのがマナーです。
また葬儀の規模にもよりますが、3人から5人程度、選ばれます。

文章の長さは最低でも800字は必要ですが、あまり長過ぎても良くありません。最大で1000字程度を目安にまとめるべきです。

そして書いた後は、実際に声に出して読んでみることが大切です。この時、3分以内で読み終わるのが理想的です。

特に決まった定型文というものはなく、主に5つの構成要素が入っていれば大丈夫です。

スポンサーリンク

弔辞の5つの構成要素

その構成要素とは、まず導入部で故人の名前を呼び、次に訃報を知った時の感情を素直に述べます。

そして本題である、故人の経歴や思い出のエピソードなどを語ります。

さらに現在の気持ちを述べて、最後に冥福を祈る言葉で終了します。

これらを考慮して、次のような文例を挙げることができます。

友人への弔辞の例文

裕子さんのご霊前に、お別れのことがを謹んで捧げたいと思います。
この度、自宅で突然の訃報を受け、深い悲しみの思いを抱いています。

先月、久しぶりの同窓会で元気な姿を見たばかりなので、信じられない気持ちです。
その際、近い内にもう一度会おうと約束しましたのに、こうしたことになるとは思いもしませんでした。

裕子さんと出会ったのは、高校の入学式が最初でした。
引っ込み思案な私に積極席に話しかけてくれた裕子さんのことを、今でも鮮明に思い出すことができます。
同じクラスになってからは、放課後、恋愛相談などをしたことを覚えています。
本当に誰にでも優しく、しかも正義感の強い一面もありました。

そして大学は別になった後も、時々、新しくオープンしたカフェでお茶を飲んだり、
食事をしたりしましたね。
そして結婚してからは、あまり会うこともなくなりましたが、
裕子さんのことを忘れたことはありません。

もうあなたの笑顔を見られないと思うと、つらくなります。
でもあなたの分まで私も一生懸命、これからの人生を歩もうと思います。
裕子さん、さようなら、ご冥福をお祈りいたします。

祖母への孫代表の弔辞の例文を紹介します

大切な人であればあるほど、その人が亡くなった時の喪失感は計り知れません。人が亡くなるのは一般的には年齢を重ねている順ですので、一番最初の大切な人との別れと言うのは祖父母であることが多いでしょう。

葬儀では孫の中で孫代表を決め、その孫代表が弔辞を読み上げる光景をよく見る事が出来ます。

亡くなったのが大好きな祖母だった場合、どのような言葉をかければ良いのか、悲しみのあまり弔辞が思いつかないこともあります。

そんな場合は祖母との思い出や祖母に対してどのような気持ちを抱いていたかを言葉にすると良いでしょう。

例えば

「おばあちゃん、小学生の頃夏休みになると毎日プールに連れて行ってくれましたね。そのあとでいつも立ち寄る喫茶店で食べるかき氷の美味しさは今でも忘れられません。かき氷を食べるたびにおばあちゃんを思い出します。ピアノの発表会には手作りのドレスを作ってくれたこともあったね。凄く嬉しかったよ。おばあちゃんがどれくらい愛してくれたのか、いつまでも忘れる事は絶対にありません。たくさんの愛情と思い出を本当にありがとう。」

などのように、祖母への哀惜と感謝の念を自分なりの言葉で最後に伝えることが弔辞には一番相応しいと言えます。

祖父への孫代表の弔辞の例文を紹介します

葬儀で実施される弔辞については、故人へ語りかける言葉として文章に記して読み上げることが一般的でありますが、祖父へ孫からとなると、年齢的にも社会経験がまだそれほどないケースなどもあり、悩むこともよくあります。

けれども弔辞には必ずしもこうしなければいけないといったルールや決まりなどは存在していないため、深く考えずに祖父との関わりや思い出などを読み上げるだけで問題ありません。

そんな弔辞のおもな例文としては、最初は祖父に対して呼びかけるような言葉で開始すると無難であり、続いて故人が亡くなったことに対する驚きや悲しみといった自分の心情を記しつつ、祖父から学んだ事柄や一緒に遊んだといった思い出を、祖父の趣味や人柄などを含めて話しましょう。

そして祖父亡き後の誓いや心境などとともに、別れの言葉で文章を結びます。

最後に自分の名前を名乗りますが、この時に名前だけでなく孫代表といった言葉を使うことで、故人との関係性が分かりやすくなります。よって孫代表の後に名前を名乗るようにすると良いでしょう。あとは最後に遺影や祭壇に対して深く一礼し、自分の席に戻るようにします。

よって思い出の部分などは故人との関係でさまざまなパターンがありますが、大まかな流れとしてはこういった例文が一般的であり、それでも内容に悩むような場合には、葬儀社や親族に相談するといった方法もあります。

注意点

注意点として、正式な弔辞では奉書紙か巻紙に墨で書き記すのが礼儀です。そして別の奉書紙の表面に「弔辞」もしくは「弔詞」と書き、その紙で原稿を包みます。

また慶事は右前ですが、弔事は左前と決まっているので間違えないようにします。

ただし万年筆で便箋に書いて、封筒に入れるということも最近はよくあります。
封筒が白であれば、特に問題はありませんが、二重のものではなく一重の封筒を用いるべきです。

さらに忌み言葉を使うことはマナー違反になります。

忌み言葉とは、「重ね重ね、重々、再三、返す返す、再び」などのように繰り返しを意味する単語です。

その他、事故という言葉は、不慮の出来事と言いかえるのが礼儀になっています。

タイトルとURLをコピーしました