医療・健康・福祉・介護系の資格

福祉・介護 特集
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社会福祉士・資格試験の概要

社会福祉士の資格は国家資格ですが、医師や弁護士のような業務独占の資格でなく、名称独占の資格になります。社会福祉士の試験は、筆記で行われます。身体に障害のある人は、申請により点字、拡大文字、チェック解答用紙などで試験を行ってくれ、試験時間の延長なども配慮してくれます。

試験の出題形式は五肢択一方式で、出題数は150問、そして試験時間は240分です。

問題の総得点に対して、問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数を満たしたもので、社会福祉原論、老人福祉論、障害者福祉論、児童福祉論、社会保障論、公的扶助論、地域福祉論、社会福祉援助技術、社会福祉援助技術、心理学、社会学、法学、医学一般、介護概論の14科目すべてにおいて得点があった者が、試験の合格者となることができます。

精神保健福祉士である人については、その申請によりこれらの試験科目のうち、社会福祉原論、社会保障論、公的扶助論、地域福祉論、心理学、社会学、法学及び医学一般の試験が免除されます。社会福祉士の受験手数料は12,100円で、合格発表は3月下旬です。

介護福祉士・資格試験の概要

介護福祉士の資格試験を受けるには、まず、受験資格が必要です。その要件としては、特別養護老人ホームや介護老人保健施設の介護職員など、主たる業務が介護の業務である人、もしくは、介護保険の指定訪問介護事業所の訪問介護員などで、介護の業務に従事した人で、在職期間が3年以上で、実働日数が540日以上の人です。

また、高等学校又は中等教育学校で、福祉に関する所定の教科目及び単位を修めて卒業した人でもOKです。そして、特例高等学校で、福祉に関する所定の教科目及び単位を修めて卒業した後、介護の業務に在職期間で9ヶ月以上、実働日数で135日以上従事した人でも、受験資格があります。

介護福祉士の資格試験では、筆記試験が10科目あり、それは、人間の尊厳と自立・介護の基本、人間関係とコミュニケーション・コミュニケーション技術、 社会の理解、生活支援技術、介護過程、 発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、こころとからだのしくみ、総合問題、になります。そして、実技試験もあって、介護に関する専門的技能が試されます。受験定数料は10,650円で、介護福祉士の合格発表は3月下旬に行われます。

ケアマネージャー・資格試験の概要

ケアマネージャーというのは、介護保険法に基づき、要介護者からの相談に応じて、要介護者が心身の状況などに応じた適切な居宅サービスもしくは施設サービスが利用できるよう、介護サービス計画を作成して、居宅サービス事業者との連絡調整を行う資格になります。

介護保険法に定められた公的資格で、一般にケアマネージャーと呼ばれていますが、試験の正式名称は、介護支援専門員実務研修受講試験といい、全国一律の日時と問題で、各都道府県が実施しています。試験合格後に実務研修を受講することで、初めて資格を取得できることになります。

ケアマネージャーの試験日は例年10月もしくは11月の日曜日に実施されています。試験内容は多岐選択式で60問となっています。その内訳は、介護支援分野から25問、保健医療分野から20問、福祉分野から15問となっています。

ケアマネージャーの受験資格は、保健、医療、福祉分野で通算5年以上かつ従事日数900日以上の実務経験が必要です。介護などの業務の従事者で一部の人については、通算10年以上でかつ従事日数1,800日以上が必要になります。

福祉住環境コーディネーター・資格試験の概要

福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害者が安全で快適な生活を送るための環境を提案するアドバイザーで、試験は1級から3級までに分かれています。試験は、東京商工会議所が実施していて、3級、2級を受験する場合は、年齢や性別、学歴などの制限はなく、誰でも受験可能です。

但し、1級を受験する人は、2級に合格している必要があります。福祉住環境コーディネーターの試験は年に2回行われていて、7月に3級と2級の試験が行われ、11月に3級、2級、1級の試験が行われています。受験料は3級が4200円、2級が6300円、1級が10500円となっています。3級と2級はマークシート方式の試験で、1級はマークシート方式の試験と記述式試験の両方があります。

3級は福祉と住環境の関連分野での基本的な知識が問われ、2級は3級のレベルに加え、福祉と住環境の知識を活かすために幅広く確実な知識を身につけているか、各専門職と連携して具体的な解決策を提案できる能力があるかが問われます。1級は新築やリフォームの具体的プランニングができて、かつ幅広い活動ができる能力があるかが問われます。

介護事務・資格試験の概要

介護事務の資格試験を取得するには、財団法人日本医療教育財団が主催する、ケアクラーク技能認定試験に合格しなければなりません。この試験は国家資格ではなく、民間の認定資格になります。介護事務の試験は、年に6回各都道府県内の公共施設で実施されていて、4月、6月、8月、10月、12月、2月に受験が行われているので、比較的多くチャンスがあります。

受験料は6000円で、介護事務の受験資格は、6ヶ月以上介護事務としての実務経験を有するか、もしくは、教育機関などが行う教育訓練の中で認定委員会がケアクラーク技能認定試験受験資格に関する教育訓練ガイドラインに適合すると認める科目を履修している必要があります。

介護事務の試験内容は、学科試験の人間関係、老人・障害者の心理、社会福祉、老人福祉、地域福祉、社会福祉援助技術、介護概論、介護技術・障害形態別介護技術、リハビリテーション、医学一般、介護保険制度、介護事務業務と実技試験の介護報酬請求事務、介護給付費明細書作成などです。学科試験は択一式の25問が50分で行われ、実技試験は2問が60分で実施されます。介護事務の資格試験は、学科と実技の各々の試験で、得点率が70%以上なければ合格できません。

医療事務・資格試験の概要

医療事務の資格は、国家資格ではないので、医療事務の仕事をするにあたって、必ず必要なわけではありません。しかし、医療事務の仕事は人気があるので、医療事務の資格を持っていれば、就職や転職などに有利に働きます。自身のスキルアップのためにも、とても役立ちます。医療事務の資格試験の受験者は、10代~20代が比較的多いのですが、30代、40代、50代の人でもかなりの数が受験しています。

資格の取得方法には4つあり、それは、通学講座、通信教育、独学、専修学校や短大で取得する方法になります。目指す医療事務資格によっては2、3ヶ月の短期間の学習で可能なものもありますが、受験資格に2年の講座履修が課せられている資格もあるので、その点は十分注意しなければなりません。

医療事務の資格試験にはたくさん種類があるので、どの資格を取得すればよいのかをよく考えて決めることです。医療事務の資格で格が高いものに、診療報酬請求事務能力認定試験があります。この認定試験は7月と12月の年二回行われ、合格率は30%前後と難関です。この試験は、実際に現場で医療事務として働いている人でも合格するのが難しいといわれているので、かなりの勉強や努力が必要とされます。

管理栄養士・資格試験の概要

管理栄養士の資格試験は、国家資格で、厚生労働省が試験の実施主体になります。受験するには受験資格が必要で、それには、栄養士資格を有していて、栄養士養成学校の種類に応じた実務経験を積んでいなければなりません。

管理栄養士の資格試験は3月に実施され、試験は、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県及び沖縄県の各都道府県で行われます。出題科目は社会・環境と健康、人体の構造と機能及び疾病の成り立ち、食べ物と健康、基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論になります。管理栄養士の資格試験は、200問出題の中で120問以上正解しなければ、合格することができません。

合格者は5月上旬に厚生労働省と地方厚生局に掲示され、厚生労働省のホームページでも受験番号が発表されます。そして、合格した人には、厚生労働省から郵送で合格証書が送付されます。合格率は20%前後で、かなりの難関の試験になっています。管理栄養士の合格者の8割が、管理栄養士養成の大学を新卒で卒業した人で、残り20%は、管理栄養士養成の大学を既卒の人と栄養士養成課程卒業の人が10%ずつとなっています。

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