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兵庫県明石で一度は食べてみたい郷土料理・名物料理

 2017/03/28 国内旅行 この記事は約 5 分で読めます。 1,204 Views
兵庫県明石

北は日本海、南は瀬戸内海。豊かな2つの海に面した兵庫県は、近畿地方で最も面積が広く、同じ県内でも地域によって暮らしぶりが全く違うほどバラエティに富んだ場所です。

中でも、日本標準時子午線の通る明石(あかし)周辺は、瀬戸内海沿岸特有の穏やかな気候に恵まれ、港町らしい海の幸を使った美味しいものが目白押し。

全国的に有名なものから、地元ならではのものまで、どれもこれも磯の香りがいっぱいです。

そんな明石の美味しいもの、変わった味をいくつかご紹介しましょう。

玉子焼

まず、明石の代名詞とも言えるのが、なんといっても「玉子焼」。

とはいえお弁当に欠かせないあの玉子焼ではありません。別名、明石焼。

大阪のたこ焼のルーツとも言われていますが、味も中身も全くの別物です。

たこ焼が小麦粉を主体とした生地なのに対して、玉子焼はその名の通り玉子が主役。たっぷりの玉子と出し汁に、沈粉(じんこ)という小麦でんぷんの粉を混ぜた、ふわふわ・とろとろの生地と、タコのコリコリした食感が絶妙のバランスで、一度食べたらやみつきになること間違いなし。

あまりにやわらかく、自分の重さで沈んでしまうため見た目は形の崩れたたこ焼といったところでしょうか。

地元商店街には、店内で玉子焼を食べられる店が数多くあり、地元民だけでなく観光客でも賑わっています。軽く手前に傾斜した板状の皿にきれいに並んで出される、ぽてっと丸い形をした淡い黄色の玉子焼。たこ焼のように刻みネギや紅ショウガ、天かすなどは入っていません。具材はタコだけ、いたってシンプル。

そしてソースや青のりをかけるのでもなく、あつあつ・ふわとろの玉子焼を、出し汁に浸して冷まして食べます。

パンチの効いた大阪のたこ焼とは全く違う、優しい味。玉子焼を食べる為に明石を訪れる人もいるほどの、明石を代表する美味しさです。

兵庫県明石

いかなごの釘煮

同じく明石の名物料理といえば、春先に地元の主婦たちがこぞって炊く「いかなごの釘煮(くぎに)」でしょう。

毎年2月末から3月はじめに解禁されるいかなご漁で穫れた稚魚を、酒・ザラ目・醤油・みりん・ショウガを煮詰めた煮汁に、ぱっ、ぱっと散らすように入れていき、焦がさないよう、時間をかけてじっくり炊き上げます。全体に汁気がなくなり、半透明だった新子が使い古した釘のような焦げ茶色になれば出来上がり。

途中、鍋から目を離せないので、いかなごを炊く時は他の用事を全部済ませてから、が鉄則です。インターホンが鳴ろうが、電話が鳴ろうが、釘煮づくりの最中には邪魔者を寄せ付けないのが当たり前。

手間ひまかけて作った釘煮はごはんのお供に最適で、お弁当のおかずとしても重宝します。

常温でも1ヶ月、冷凍すれば1年は保存できるので、毎年大量に炊いて、遠くに住む親戚や知人に贈るという人も少なくありません。

そのためこの時期、いかなご用の薄く平べったいプラスチック容器があちこちで大量に売られていたりします。解禁日から数日経ち、稚魚が大きくなるにつれてできあがりが硬めになっていったり、作り手によって味や食感が変わるのも楽しみのひとつ。新鮮な新子を買い求める客が朝早くから魚屋の店先に行列を作りだすと、ああ今年も春が近づいてきたなと感じます。

パック詰めされたいかなごは土産物屋だけでなく商店街の魚屋やスーパーでも売られているので、3月に明石周辺を訪れたら、ぜひ地元民に混じって鮮魚コーナーをのぞいてみましょう。

兵庫県明石

鯛めし

明石の郷土料理で忘れてはいけないのが、明石鯛をまるまる使った「鯛めし」です。

昆布のうまみが染み込んだふっくらご飯の上に、でーんと載った明石の鯛。白い身をほぐしながら、その香りも一緒に楽しむ贅沢な逸品です。

特に土鍋で炊いた鯛めしは格別の味。明石だけでなく、明石海峡大橋を渡った先の淡路島でも鯛づくしメニューを提供する旅館やホテルが人気です。

炊飯器用に出汁と鯛の身を真空パックにしたものもあるので、家庭でも手軽に楽しむ事ができますよ。

干しダコ

兵庫県明石
暑い夏によく目にするのがタコの干物です。

腕を目一杯横に伸ばし、残りの足をだらんと垂らして軒先にぶらさがっている干しダコの姿はなんとも愛嬌がありますが、初めて見る人はきっとその大きさに驚くでしょう。

何せタコまるまる1杯。色も、茹でた赤い色ではなく、茶色です。足と足の間は半透明の水かきが、左右に引っ張られて少し皺になってくっついていて、真ん中には大きな頭。いや、実は胴体なのですが、そのてっぺんには紐で吊るす為に開けられた小さな穴。けっこうグロテスクです。

口をにゅうっと尖らせ、はちまきをつけた赤いタコとのギャップに、中には泣いてしまう子どももいるかもしれません。

1杯3000円以上と、けっこう良い値段がしますが、小さく刻んでタコ飯に使ったり、酒の肴にももってこい。戻せばふっくらとした肉厚のタコになりますので、玉子焼の具にもなります。

タコに始まり、タコで終わる明石の食は、魅力的なものばかり。観光や出張で兵庫県を訪れたら、ぜひ明石にも足を運んでみてくださいね。

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