【カメムシ対策】その生態と駆除・退治方法

カメムシ 特集

カメムシは農作物に対する害虫と呼ばれる虫です。種類は数多く、様々なカメムシが存在します。

また春から夏にかけて、発生致します。主に暑さに強く、夏場に大量発生致します。

生まれてから成虫になるまでには1ヶ月前後になり、寿命は1年以上になります。

見た目は平べったいものが多く、背中は甲羅の様に見えます。

また臭いが酷いので、別名クサムシ等と呼ばれることもあります。なぜ臭いが酷いのかですが、普段から臭いがしている訳ではありません。危険を察知すると防衛反応で、臭いを出します。またこの臭いは仲間に警戒反応としての役割も果たします。

臭いを嗅いだカメムシは草木の中に逃げていきます。

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カメムシの駆除方法

駆除の方法として、家の周りに草木がある場合は、草木の駆除を致しましょう。

カメムシは草木を住処にしています。また家屋への侵入を防ぐことも大切です。

カメムシは体長が短く、薄い為、小さな隙間があれば、どこからでも進入してきます。できるだけ隙間を無くす様に致しましょう。壁などに大きな隙間があれば、パテ等で塞いで下さい。

塞ぎにくい、窓の隙間周辺にはカメムシ駆除用のスプレーを散布致しましょう。急ぎで駆除スプレーが用意できない場合はハッカ油を薄めても代用可能です。

また隙間を塞ぐ専用の隙間テープも発売されていますので、併せて対策に使用してください。ベランダなどの洗濯物に取り付く場合は、吊り下げタイプの駆除剤がお勧めです。

また退治する方法ですが、体長が短い為、直接薬剤をかけるのは難しいです。ガムテープなどで絡め取りましょう。ガムテープが届かない天井に居る場合は、掃除機で吸い取ってしまう事も有効です。

卵を駆除する場合はコールドスプレーを使用して、卵を冷やしてしまいましょう。冷えた卵は孵化する事は無くなります。コールドスプレーがない場合は制汗剤を代用品として使用可能です。

室内に大量に侵入された場合は煙タイプの殺虫剤を使用して、部屋中駆除してください。

カメムシを駆除する農薬について

カメムシ対策として、活動を開始する4月から10月までの間に、何回かの農薬散布による駆除を行います。発生したカメムシの数が少ない場合は、箸でつまみとるなどの物理的な手法により駆除することも可能です。

農薬を使用する場合は、スミチオン乳剤やマラソン乳剤、ベニカ水溶剤などを使用するのが一般的です。

スミチオン乳剤は1960年代に販売が開始されたロングセラーの農薬です。稲や野菜、草花や果樹など使用できる植物の範囲が広く、安全性も高いことから、発売から長い時間が経過した今も売れ続けています。カメムシ駆除に使用する場合は、1000倍に希釈して散布し、使用回数は2回までが限度です。いろいろな作物に使用可能ですが、菊などの草花やいんげん豆などの豆類に、最も高い効果を発揮します。

マラソン乳剤は有機リン系の殺虫剤で、散布された後で植物に成分が浸透していくのが特徴です。そのため、カメムシやアブラムシなど植物の汁を吸う害虫駆除に高い効果を発揮します。えんどう豆や枝豆などの豆類をカメムシの被害から守るのにピッタリの農薬です。

ベニカ水溶剤は、野菜や果物に使用されることが多い農薬です。カメムシに使用する場合は、2000倍から4000倍に希釈して散布します。散布回数は3回が限度です。

カメムシの種類について

カメムシは独特の悪臭を放つことから、「クサムシ」や「屁こき虫」という俗称でも呼ばれます。カメムシ目に属する昆虫は、185種類、そのなかでカメムシと呼ばれるのは132種類、日本には約90種類が生息しているとされています。

マルカメムシは本州、四国、九州に生息しています。春~秋頃にかけて発生し、体長は5mmと小さく、暗褐色で、マメ科の植物につくことが特徴です。都市部に多くみられ、集団で密集して越冬するのです。

クサギカメムシは体長14~18mm、4月~10月頃に発生します。本州、四国、九州、沖縄に生息しています。茶褐色の羽に不規則なまだら模様が入り、5角形の殻を背負っているように見えるのが特徴です。ガーデニングの植物や、桃や梅などの果樹を食害するのです。スコットカメムシは体長は9~11mm、5月頃と、10~12月に発生します。銅のような光沢のある体色と背中の真ん中の白班が特徴です。

主に北海道や東北北部で活動します。秋の終わりには、数万匹も発生することがあり、洗濯物にくっついたり、家屋に侵入しては臭い匂いを放ちます。冬は集団越冬するため、人家に侵入することが多いのです。アオクサカメムシは、体長は、12~16mm、8~10月頃に発生します。光沢のないシンプルな緑色で日本全土に生息しています。マメ科や、イネ科、キク科などの植物に寄生して汁を吸うため、野菜や果樹の害虫とされています。

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