旧正月とは

春節 イベント・レジャー

旧正月とは、旧暦の正月のことを指します。

当たり前ですが、旧暦があれば新暦があります。現在の日本では新暦を採用しており、以前は旧暦を使用していました。

新暦とはグレゴリオ暦(太陽暦)のことで、地球が太陽の周りを回る周期を基に作られた暦です。太陽暦はエジプトが発祥で、その後ローマ帝国に渡りヨーロッパで一般的な暦になりました。

日本では明治維新で太陽暦が採用され現在に至っています。それまでは旧暦(太陰太陽暦)を使用していました。

太陰=月の満ち欠けと太陽の周りを回る周期を合わせて考えた暦のことです。日本における春夏秋冬の自然の流れに合ったもので、農業や漁業、林業などで欠かせないものでした。旧正月は、日本では祝うことがほとんどなくなりましたが、東アジアや東南アジアなどでは今でも盛大にお祝いします。

中国では旧正月のことを‘春節’と言い、一週間ほどの大型連休があり、日本にも多くの中国人観光客が訪れることで有名です。また旧正月当日には大量の爆竹を鳴らしてお祝いする文化がありますが、最近は大気汚染の影響があり少し下火になっています。

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春節とは

春節とは、旧暦の正月を指します。日本にはあまり馴染みはありませんが、中国・韓国などの中華圏は重要とされています。

一見、春節の事はあまり気にしなくて良いと思うかもしれません。ですが、旅行の事を考えると話は変わってきます。

まず旅行する側の場合。有給休暇などにより、連休でなくても旅行に行くケースが考えられます。そんな時に、春節と被ったら思い通りの行動が出来なくなるかもしれません。旧暦の正月という事で、普段より混雑する可能性が高いからです。

次に、観光客が観光してくる場合。普段通りの生活をするつもりが、春節を利用した観光客に予定を崩される事があります。観光客が観光するのは、当然のことだし経済効果を考えると、何とも言えないのが現状でしょう。

知らないと色々困りますが、知っていれば対策する事が可能です。逆に、春節を利用する手もあります。例えば、買い物です。正月という事で、買い物するのは世界共通です。それに応じたセールもあります。有効活用しない手はありません。何事も、考え方次第でメリットにもデメリットにもなるのです。

旧暦について

現在使っている暦は太陽暦ですが、これは最初から使われていたわけではなく、明治5年に採用されました。

それまで利用していた暦の事を旧暦と言います。

元々日本では太陰太陽暦を和暦として利用していました。その後何度か改暦され、太陰太陽暦が利用されなくなりました。現在旧暦と呼ばれるのは今利用している太陽暦の前まで利用していた暦の事で、天保暦と呼ばれる暦法を指します。

旧暦は月の満ち欠けで1ヶ月を数えるもので、1年間が354日となっていました。太陽暦の場合と11日程度差がある為、このままこの暦を使ってしまうと年々季節にずれが生じてしまいます。その為、1か月分のずれが生じた時に閏月を利用し、ずれた時間を調整していました。

また旧暦では月の呼び名を数字で表すだけでなく、各月ごとに呼び名があり、それで呼ぶ事もありました。1月が睦月、2月が如月、3月が弥生、4月が卯月と言った感じです。現在では太陽暦になっており月模数字で表されていますが、まだ日本では行事等は旧暦に合わせて開かれている物も少なくありません。

太陰太陽暦について

太陰太陽暦とは、暦を決める際に用いられる方法の1つです。日本においては、現在の太陽暦に切り替わるまで、この方式が採用されていました。このため、単に旧暦とも呼ばれていますが、太陰暦と略するのは正しくありません。太陽暦は太陽の運行を基準にするのに対し、太陰暦は月の満ち欠けを基にします。

ところが、月を基準にしてしまうと、1年が354日になってしまい、11日の誤差が生じてしまうのです。3年も経てば1月分もずれることになり、たいへん不便です。そこで太陽の動きも考慮しつつ、閏月を入れることが正確を期すことになりました。これが、太陰太陽暦のはじまりです。

このため、毎年のように修正が必要となり、正確な暦ができないこともしばしばでした。江戸期に入ると、天文学や数学の発達に伴い、より緻密なカレンダーが作られるようになります。しかし明治に入ると太陽暦の必要性が叫ばれるようになり、明治5年から現行の暦に改められました。普段何気なく使っているカレンダーにも、こうした歴史が隠されているのです。

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