【リニアモーターカー】その仕組、開通・ルート・駅に関する情報、見学・試乗についての情報、中国のリニアモーターカーの現状などを説明します。

リニアモーターカー 特集

2027年に開業を予定しており、東京~名古屋間を高速走行するリニアモーターカー(リニア中央新幹線)は、子どもはもちろん、大人の夢や期待が膨らむプロジェクト。

現在最速の新幹線では同区間の最短記録が1時間36分であるのに対して、時速500kmで走行するリニア中央新幹線はなんと40分で走行可能。

そんなハイスピードな乗り物・リニアモーターカーを一大特集。仕組みやルート、見学・試乗イベントなどもあわせてご紹介していきます。

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リニアモーターカーの仕組

まず、リニアモーターカーの仕組みについて解説していきましょう。
その名の通り、リニアモーターによって駆動する鉄道車両のことを指します。

「line」の形容詞である「linear(リニア)」は、「直線の」という意味を持ちますが、
通常はモーターは円形で回転運動をすることにより動力を得ますが、帯状に展開して直線運動をすることによって、
直進方向に加速する仕組みを利用したのがリニアモーターカーとなります。

車輪を使わず浮遊して進むため、高速化が可能となります。
浮遊する仕組み・前へ進む仕組みはいずれも、線路の両脇に超電導磁石を設置して、
それをS極・N極に配置し、車両も同じく超電導磁石をS極・N極交互に配置することによって、
反発と引き合う力を利用しながら、浮遊・高速移動の仕組みを作り出しています。

リニアモーターカーの開通・ルート・駅

次に、開業・開通やルートを見ていきましょう。
開業は先述の通り、2027年に東京(品川)~名古屋間、2045年に東京(品川)~新大阪(大阪)間の開通を予定しています。

ただ、品川~新大阪間の開業をもう少し早めたいとの声も多く、計画を8年前倒しにして行う可能性もあります。

停車駅は、品川・神奈川・山梨・長野・岐阜・名古屋の合計6駅。少し横には逸れるものの、
東京・名古屋間をまっすぐに進み、東海道新幹線よりも明らかに距離は縮まります。

品川から名古屋までは定まっているものの、名古屋から新大阪に関しては、三重県~奈良県を経由するという当初の計画がありましたが、京都府が異議を申立てており、京都府を少し通る案も候補として挙がっており、名古屋~新大阪ルートに関してはまだ定まっていません。

ちなみに、品川(東京)~新大阪(大阪)間の速度に関しては、現在は2時間18分かかりますが、
リニア中央新幹線の場合は67分で到着する予定です。

リニアモーターカーの最高速度

現在、リニア中央新幹線の最高速度は、時速603kmでなんと世界最速(冒頭で述べた通り、実際には時速500km走行を予定しています)。

これまでの新幹線、のぞみやこだまの運行上の最高速度は時速270km(運行上の、と記述したのは営業用の実質最高速度であり、ATSブレーキシステムによって270kmを超えた時点で減速されてしまうため。ダイヤを無視すれば最高で時速300kmまで出せる)なので、実質的には2倍近くの速度が出ます。

料金

気になる料金に関しては、現在の新幹線の場合、品川~名古屋間の普通車自由席で10,360円です。

普通車指定席は11,090円、グリーン車で14,680円です。

リニア中央新幹線は、11,790円を予定しているとのことです。

自由席より1,400円ほど、指定席より700円程度高いだけなので、
途中の停車駅で下車する予定がないのなら、リニアを利用するという方が多くなるでしょう。

見学・試乗についての情報

リニア体験乗車は、山梨県にある約40kmの実験に使われる路線にて、リニアの高速走行が体験できる試乗会です。

速度は営業時に行われる時速500kmにて走行。

第一回は平成29年(2017年)の3月下旬~4月上旬にかけて、
第二回は同年の7月末と8月、そして9月上旬です。

また、JR東海の山梨実験センターでは、JR東海30周年記念イベントとして、
搭乗体験を5・7月に行うなど、広報・PR活動を積極的に行っています。
定期的に発表されているので、逐一チェックしておきましょう。

山梨リニア実験線での走行試験の予定:http://linear.jr-central.co.jp/testrun/

応募要項(申し込み):http://linear.jr-central.co.jp/experience/

中国のリニアモーターカー

さてリニアといえば、平成28年(2016年)10月に開発を発表された中国のリニアモーターカーも話題となっています。

国家プロジェクトとして、2020年に試験車両の完成を目指しており、ゆくゆくは北京~上海の約1100kmの距離を2時間で結ぶことを視野に入れています。

ドイツから取り入れた技術を活かし、独自に開発していくとのことで盛り上がりを見せています。

ただ、中国では既に上海で最高時速431kmのリニアが営業運行しているものの、
騒音問題や異音問題、安定度に問題があり、まだまだ課題が残っています。
乗り心地の点や安全面の課題をどうクリアしていくかがカギとなっており、
日本のリニアに敵対心を燃やしている発言も多く見受けられます。

開業を2027年に控えたリニア中央新幹線。
これまでの常識をくつがえすスピードと乗り心地に胸をはせる方も多いはず。
この10年のうちに、どんどん新しい情報が更新されていくリニア中央新幹線、これからも目がはなせません。

リニアモーターカーのメリットとデメリットについて

リニアモーターカーの誰もが知っているメリットは、移動時間が短くて済むということです。普通の東海道新幹線で東京(品川)から名古屋間が1時間半掛かるところを、リニアモーターカーなら40分で着くことができるそうです。

しかしそれにはデメリットも有り、移動時間を早くするためには膨大な量の電力が必要となるそうです。

リニアモーターカーのメリットは、東海道新幹線のバックアップになるということです。東海道新幹線が何らかの事情により止まってしまったら、長い距離を高速で移動する手段はなくなります。東海道新幹線は、開通してから長い時間がたっているので、補修作業が必要になりますが、リニアモーターカーは新しいのでその心配がなく高速移動の良い戦力になります。

しかしその一方でデメリットは、建設費が高いということが言えます。

リニアモーターカーは地震や台風、雪に強いと言われています。それは東海道新幹線や東名高速道路とは違う場所を通る予定だからです。南アルプスを横断する形でトンネルが掘られる予定なので、雪もそんなに降らないので、災害時の交通機関の麻痺に役立つと思われます。

一方デメリットは、そのようになった時、東海道新幹線のように一度に、沢山の人を運ぶことができないということです。

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