ゴールデンウイーク明けなどのあなたの職場の机の上には、「●●へ行ってきました」という箱が何箱も並べられていませんか?
土地名が違うだけで、箱の中に入っているお菓子は北海道であろうが東北であろうが関東であろうが関西であろうがどこに行っても大差がありません。
実は旅行へ行った時の定番商品のようなこのお土産、「●●へ行ってきました」というお菓子は、みんなにはもうすでに飽きられているお土産の1つです。
どれもこれもたいして味は変わらないし、「●●に行ってきました」と書いてないと、いったいどこへ旅行へ行ったのか分りませんからね。年配の人などは「ああ、これは沖縄名物だな」とすぐにわかるようなものを食べたい、と思っている人が多いです。
ダイエット中の人は、クッキー系ばかり食べると太るから嫌だ、と思っている人や甘いものが苦手なおじさん世代は、「また甘ったるいクッキー系のどこどこへ行ってきましたか?」などと思っている人も少なくないようです。
では、大阪へ旅行へ行った人はどのようなお土産がベターでしょうか?
551の豚まん
「食い倒れ」とか「天下の台所」と言われている場所なので、美味しいものがいっぱいあります。
551の豚まん、たこまさのたこ焼き、塩昆布、岩おこしなどがお土産屋さんに並んでいるでしょう。
この中でもおすすめなのは、何と言っても「551の豚まん」です。551と書いて、「ごひゃくごじゅういち」ではなく「ごーごーいち」と読みます。そして肉まんや中華まんではなく、関西では豚まんと言います。
関西人は、551の豚まんのおいしさを知ってしまったらコンビニの中華まんや冷凍の中華まんは食べられない、とよく言います。
551の豚まんは、皮がもっちりとしていて食べごたえがあります。中の肉の部分もとてもジューシーです。添加物は一切使っていないおらず、1つ1つ手で包んでいることも美味しさへのこだわりでしょう。包むときのヒダの数まで決まっているそうです。包んでいる時の様子は見ることができるようになっています。
塩分も1個当たり1.1gと少な目ですので、血圧が高いなどで塩分を制限するようにとお医者さんから言われている人でも大丈夫でしょう。
10個入り1700円とお値段もお手頃価格です。
百貨店のデパ地下にもあるし、新幹線の切符売り場近くにも店舗があります。JR新大阪駅店や伊丹空港店、関西空港店にはチルド商品もあります。晩御飯にもなるので、出張のお土産にしたいと言うパパさんは、551の豚まんなら奥様も助かるでしょう。
からしを多めに入れてほしい、おしぼりを入れてほしいなどの希望があったら、遠慮なく申し出てください。箱入りの商品とは別に、1個だけ電車の中で食べたいから別に欲しいなどもOKです。この辺りのことは関西ですので、必要なものがあれば、遠慮などしなくてもOKです。できる限りの対応をしてくれるはずです。
りくろーおじさんのチーズケーキ
若い女の子には、やはりスイーツの方がいいのではないかなあ、と思われる方は、「りくろーおじさんのチーズケーキ」もお勧めの商品です。大阪を中心に関西の11店舗でしか手に入りません。
JR新大阪中央口や大丸梅田店、阪急梅田コンコースなどに店舗があります。店舗で1回に12個ずつ焼き上げています。
18cmの8号サイズのみで、税込み675円とこちらもお手頃価格です。
若い子にはチーズケーキと思いつつも、このお店は赤ちゃんからお年寄りまで美味しいと言ってもらえるように、ということをモットーにしているので、甘すぎずしつこくなく素朴な味が好まれています。
転勤などで関西を離れた人が、時々無性に食べたくなる、関西に用事があって来た時は必ず買って帰るというのが、りくろーおじさんのチーズケーキです。赤ちゃんからお年寄りまでなので、これは外れないでしょう。
冷暗所なら当日中ですが、冷蔵庫で3日間OKです。
喜八洲本舗のみたらし団子
和菓子なら、「喜八洲本舗のみたらし団子」がお勧めです。
十三駅構内や新大阪駅や伊丹空港にも店舗があります。5本で440円です。箱に入れて紙をかけてひもで結んでくれるところが、昔ながらのお土産の雰囲気で何だか昭和の頃を思い出して、またこれがいい、という声も多いです。
お餅を焼く臭いが香ばしく漂っています。
阪急百貨店梅田本店限定のお土産
その他には、並ぶ時間があるのなら、ここでしか買えないデパート商品があります。
阪急百貨店梅田本店でしか買うことができないバージョンの商品があるのが、「バトンドール」というお菓子です。4本×5袋で481円です。時間帯によっては30分から1時間くらい並ばないと手に入れることができない商品です。
「ハッピーターン」も阪急百貨店梅田本店でしか手に入らないバージョン商品があります。12個525円です。地下1階に売り場があります。
こちらの商品も、時間帯によっては1時間近く並ばないといけないことが多いです。
どこにでもあるような商品ではなく、ここでしか買えないもの、ここでしか手に入らないものが喜ばれるでしょう。