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韓国の道峰山の登山~上級者用の難コースに迷い込み大変な目に遭った!

 2017/05/24 イベント・レジャー この記事は約 4 分で読めます。 906 Views
登山

これは、大学4年の時、韓国に留学した2012年の秋の韓国での体験です。

9月の日曜日、私は韓国の山に登ってみようと思い、ソウル近郊にある道峰山(ドボンサン)に一人で登ることにしました。道峰山は北漢山国立公園にある標高だけ言えば740mで、東京の高尾山と同じ位の山です。私は若い時北アルプスの3,000m級の山に登ったことを考えると、この登山は楽なものと考えました。

ところがとんでもない。その日は今までになく肉体的にきつい登山をすることになったのでした。

道峰山へは、ソウル市内から地下鉄1号線で道峰山駅まで簡単に行けます。私は朝の8時に道峰山駅に着くと、登山者はほとんど見えず、目指す道峰山の頂上には白い巨大な岩の塊が見えました。そして登山道を歩いて行くと、途中で道は二つに分かれていました。私は何も調べず右側に進みました。さらに登るとまた分かれ道があり、今度も私は右側に進みました。

これが最初の失敗でその道の突き当りは急な崖で途切れていました。

しかたなく戻ると下から登って来た韓国人中年女性とばったり会いました。彼女は日本語は分からず英語は米軍キャンプで働いているので達者でした。私を最初中国人だと思ったらしいのですが。日本から韓国に来ている留学生だと分かると感心して、一緒に登ることになりました。私は彼女の後ろについて登り始めましたが、彼女のあまりの速さに息を切らしてはーはーいいながら登って行きました。彼女は毎週日曜日、この山に登っているそうなので速いのは当然でした。

頂上近くなると傾斜がきつくなり、私の息はさらに上がり苦しくなって来ました。そして、巨大な岩が現れると、そこはもう、登山ではなく、ロッククライミングの世界になってしまったのです。ほぼ垂直の岩に鉄のロープだけをたよりに登らなければなりません。昼近くなり、9月とはいえ暑く、汗もだくだくと出てき、それが目に入るので目は痛くなり、自分の体重をロープ一本で支える為、腕も上がらない程痛くなってきました。

何十年振りで山に登る私の疲れは限界に達しながらも、必死で登りつづけました。まさに地獄の責苦でした。標高740mの山でこんなに苦労するとは予想も出来ないことでした。

韓国には標高2,000mを超える山はありませんが、その頂上は大きな岩で覆われていることが多く、それを登るとなると意外と登山はきついのでした。

全力を尽くし汗だくで何とか頂上に着きました。そこには韓国人中年男性が一人だけ居ました。彼が私に飲ましてくれた自家製の酒は梨の香りのするものでした。そして、頂上から見る道峰山の全景は、白い岩の曲線、青い空、緑の木々と鮮やかで素晴らしいものでした。

ところで一緒に登った彼女が頂上で私にこう言うのでした。「どうしてこのコースで来たの?このコースは上級者用の難コースで、これから下るコースが一般コースなんですよ」。

ギャフン!!登る時の最初の別れ道が登山コースの別れだったのです。そうと知っていたら、私は一般コースに行っていました。いまさらしようがなく、ただ頂上での景観、爽やかな風、一杯の酒だけが地獄に仏の忘れられない韓国登山でした。

埼玉県にお住いの60代の男性からいただいた韓国の道峰山を登山した時のエピソードでした。

この方は会社を定年退職後、韓国に興味があったので、韓国文化を学ぶために大学3年に編入し現在も大学院に通う68歳の男性です。

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