ユネスコとは

ユネスコ 特集

国連の機関の一つに、ユネスコがあります。教育文化科学の分野で幅広い活動を展開しています。

正式名称は、国際連合教育科学文化機関(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O.)です。ユネスコ憲章前文では、あらゆる国の教育や文化の協力と交流によって、国際平和に資することを目的とする専門機関であることをうたっています。

フランスのパリに本部は設置されています。

2014年時点で、95ヵ国が加盟していて、地域事務所は世界の55か所に設けられています。

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ユネスコ発足の趣旨

ユネスコが発足した趣旨は、平和への願いからです。

1942年、戦争の悲劇が再び発生することのないように、イギリスの外務省が呼びかけたものです。その声に対応して、ヨーロッパのそれぞれの国の文部大臣がロンドンに集結して会議を開いたのが、ユネスコのそもそもの出発点です。

第二次世界大戦が終わった1945年11月に、ユネスコ創立に向けての会議が行われ、広島、長崎での原爆投下に言及し、平和のために科学技術が使われるべきであるとされ、教育と文化のジャンルだけでなく、科学もユネスコで取り扱うことに決まったのです。

ユネスコが展開している活動は実に多様です。識字率の向上、義務教育や普遍的初等教育の普及、文化多様性条約の採択、教育における男女差別の解消、貧困の半減などにまで及んでいます。

近年では、世界文化遺産にまつわる活動が、日本でも頻繁にメディアで取り上げられるようになってきました。日本の富士山や京都の寺社など、日本文化のシンボル的なスポットが登録されるようになりました。

また、記憶遺産もユネスコの活動として熱い注目を集めています。記憶遺産というのは、手書きの原稿や書籍、新聞、音楽、フィルムなどが対象になっていて、歴史的な価値として重要な位置を占める記録を保存して、たくさんの人の閲覧に供するための取り組みのことです。

フランスの人権宣言やドイツのアンネの日記、ベートーヴェンの交響曲第9番の楽譜などが登録されています。

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