ウォーキングは、思い立ったらすぐに実践できる気軽な運動として、老若男女問わず人気です。ジョギングよりも振動が少ないためか心臓や膝関節などへの負荷が強くなく、多くの愛好家がいます。
しかし、むやみに実行するよりは、あらかじめその運動の効果やコツを学んでから歩いた方がより一層健康的効果が得られると言われています。
ウォーキングシューズは大事
まず、靴は足のサイズに合った、ウォーキングに適したものを選びましょう。
ウォーキングのコースのほとんどがコンクリートやアスファルトであると考えられますので、足裏のアーチや膝、腰を守るために衝撃を吸収するなどの特性を打ち出したウォーキングシューズがスポーツブランドから発売されています。
また、通勤や買い物の時などに歩きたい、という方も多いので、この数年ではかなりファッショナブルな靴も増えていますので、その日の気分やTPOで選んでみるのも良いでしょう。
ウォーキングのペース
また、歩くペースですが、スピードを重視した競歩ではないので少し息が上がる程度で、うっすら汗が出てくる位がおすすめです。
もし複数で歩くのであれば、軽いおしゃべりが苦しくない速さ、そして距離と運動時間というのも目安です。
いきなり頑張って遠出して、帰ってくるのがしんどくなってしまう、というのはなかなか長続きしません。
定期的に続けていくというのもウォーキングによる有酸素運動、脂肪燃焼や筋力の向上といったメリットに繋がりますので、最初から無理をしないことが大切です。
ウォーキングの時間
さらに、ウォーキングに適した時間帯なども考慮に入れましょう。あまり暑い時間帯には脱水症状や熱中症などの危険がありますので、早朝や夕方などがおすすめです。
いずれも発汗はありますので、冬でも適度な水分補給はかならず行いましょう。喉の渇きを感じる前に口を潤すように補給するのが脱水に陥らないポイントです。
また、季節によっては薄暗い時間帯に歩くことになる可能性がありますが、その場合には反射材やライトなどの安全グッズを活用し、自動車やバイク、自転車に対して自分の存在を明らかにし、安全にじっくりと歩けるように心がけましょう。