造幣局の仕事内容

造幣局 特集

造幣局の仕事で最も重要なものは間違いなく、その国の通貨の製造です。経済の根幹となる通貨の製造はその国の経済活動においてとても重要な使命を負っています。

まず、通貨は偽造されやすいものであってはいけません。簡単に偽造できる通貨ではその国の経済活動自体に混乱をきたしてしまいます。さらに、通貨を作成する際には、そのコストが高くてもいけません。

また、安定的に供給できる体制を整える必要があります。これらの条件を満たしながら、通貨の製造を行うことは非常に困難なことではありますが、とても重要な仕事とも言えます。実際、日本の効果や紙幣の技術は非常に高く様々な偽造防止の方策がとられています。日本の技術の粋を集めたものといってもよいでしょう。

貨幣を作るという点においては、記念の硬貨などの製作も造幣局の大事な仕事といえます。さらに、意外かもしれませんが海外の通貨の製造もおこなわれます。

実際、平成24年にはバングラデシュの貨幣の製造に関する国際入札に参加し、5億枚の貨幣の製造と供給を行いました。戦後初の海外の一般流通している通貨の製造受注であったことから大きく報道されたため、ご存知の方もいるかもしれません。

しかし、造幣局の仕事は通貨の作製だけではありません。春や秋には叙勲が行われますがその際には勲章や褒章が受章者に贈られます。これらの勲章や褒章を製造しているのも造幣局の仕事なのです。社会に多大なる功績を上げた人たちへ贈られるものですので、美しく、しかも尊厳などの諸要素を兼ね備えたものであることが要求され、熟練した職人の手により製造されています。

これらの勲章や記念硬貨などの製作は職人の技術の向上や、技術の伝承にも役立っているといわれています。

そのほかにも、公的な第3者として、貴金属製品の品位試験、あるいは貴金属地金の精製、あるいは地金や鉱物の分析なども行われています。公的機関ですので、その信用度は民間の鑑定機関などと比較しても高くなると考えられます

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